コロナ禍で閉じた学童、ワーママが頼った塾 もう引けない中学受験

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川口敦子
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 「今日は金曜だから塾の日か」。午後2時半、都内の会社員大原良子さん(43)は、職場でパソコンに向かいながら、小2の長男(8)の姿を思った。週に1回の塾は、午後4時半から6時まで。下校して、用意したおやつを食べれば、すぐに出かける時間だ。

 共働きの夫(45)は東北地方に単身赴任中で、下に年中の長女(5)もいる。送り迎えを担うのは、近くに住む実母(74)だ。「ばあばがいないと、我が家は絶対回らない」という大原さん。立ちふさがったのは、「小1の壁」だった。

 長男は進学前、夕方6時過ぎまで保育園に預かってもらっていた。だが、小学生になった2020年春、緊急事態宣言で学童は早々に閉じてしまった。

 実母が面倒を見てくれたが、長男はテレビを見ながら1日が終わる日が多くなった。歩いて行ける距離に、大手学習塾がある。通わせない手はなかった。その後、塾系列の学童保育、スイミング、英語教室、ロボット教室など、習い事が10件ほどに増えた。

 大原さんは東京出身で、小中…

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