あこがれる年の重ね方 オリの兼任コーチ能見篤史、今季の比重は

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伊藤雅哉
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同世代のあこがれ、異彩放つ42歳

 醸し出す雰囲気が渋くて、若手に頼られて、まだまだ要所で仕事もできる。本当にいい年の重ね方をしているな、と思う。同世代の私は、彼にあこがれのようなものを感じている。

 阪神から移籍2年目、今季もコーチ兼任のオリックス能見篤史投手(42)。投げ込み中心のキャンプを送っている。

 第1クールは3日間ともブルペン入り。それは阪神時代から変わらない。「毎年のルーティン。しっかり投げられる期間なので」

 チームは昨年11月下旬の日本シリーズまで戦った。この春、中嶋聡監督は疲労を考慮して「大事に入る」と語り、投手陣も全体的にスローペースで調整している。そんな中で、ベテラン左腕は異彩を放っている。

 10人が同時に投げられるブルペンの左端が指定席。今は様々な理論があり、俺のように投げ込めと言いたいわけではない。自分に合った調整法を貫け、というメッセージが近いと思う。

仲間が泣いて惜しんだ「人間性」

 2020年限りで阪神を構想外になった。それまでタテジマ一筋16年。若手に慕われ、多くの選手に助言した。退団時には岩貞祐太、大山悠輔らが泣いて惜しんだ。そんな人間性まで調査した上で、オリックスは兼任コーチで獲得に動いた。

 初めての移籍、異なるリーグ…

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