三菱UFJ銀行の当座預金、6年ぶりにマイナス金利適用 日銀

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小出大貴、細見るい
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 三菱UFJ銀行が日本銀行に預けている当座預金の一部に対し、昨年末から今年1月にかけ、マイナス金利が適用されていたことが分かった。メガバンクへの適用は2016年にマイナス金利政策が導入された当初以来で約6年ぶり。金融緩和であふれたお金やコロナ対策で配られた給付金などで民間銀行への預金が急増したためだ。長引けば、各種手数料の引き上げなどの形で、預金者の負担増につながる可能性もある。

 マイナス金利は、金融機関が日銀に預けている当座預金が一定の金額を超えた場合、超えた残高の年率0・1%分を日銀が徴収する仕組み。投資や融資にお金を回すよう、銀行の背中を押す効果を狙ったものだ。ところが、肝心の個人や企業がお金をあまり使わず、民間銀行への預金が積み上がり、景気を押し上げる効果が限られている実態が浮き彫りになった。

 日銀によると、2021年12月16日~22年1月15日に都市銀行が日銀に預けていた約186兆円(平均残高)の当座預金のうち、2730億円(速報値)に対してマイナス金利が適用された。朝日新聞の取材に対し、三菱UFJ銀はほぼ同規模が自行の預金であることを認めた。今回の支払額は2500万円程度の見込みで、すぐに預金者への負担増につながる規模ではない。

 都市銀行では、昨年10月に…

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