佐賀の温泉でハッカソン 学生ら寝る間も惜しんでゲームなど開発

大村久
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 プログラマーやエンジニアが、決められた時間内でプロダクト(製品やサービス)開発をするハッカソンが5~6日、佐賀市富士町の古湯温泉であった。IT技術者をめざす佐賀と福岡の学生らの7チーム15人が参加した。

 ハッカソンは、開発などを意味する「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語。プロダクト開発などを手がける「ハックツ」とクラウドを活用したコンサル会社「オルターブース」(いずれも福岡市)が主催し、佐賀大や九工大(福岡)などの学生が、Microsoft社が提供するクラウドサービスを使って、インターネット上で動作する製品を作った。

 1人で参加した佐賀大理工学部2年の田村駿典さんは、中学3年の時に参加したロボコンでプログラミングの面白さを知ったという。今回、クイズ形式で相手を倒す対戦ゲームを作った。徹夜したという田村さんは「作業量が多かったが、なんとか仕上げることができた」。

 九工大工学部3年の小野山翔大さんは、ハッカソン参加は4回目。サークル仲間と4人で臨んだ。作ったのは、SNSを使った回数や書き込み量に応じて、web上で木が成長する様子が楽しめる作品。「風呂に入る時間も惜しんで取り組んだが、初めに予定していた半分ほどしかできなかった。しかし今回が一番手応えを感じることができた」と語った。

 会場は、佐賀市が使われなくなった旧・市立富士小学校の校舎を改修し、約2年前にオープンした、「SAGA FURUYU CAMP」(サガ・フルユ・キャンプ)。一部4階建て、延べ床面積約2500平方メートルで、計145人分の簡易宿泊施設があり、浴場の湯は温泉だ。体育館もある。主にスポーツ合宿に利用されているが、オフィススペースなどもある。施設の担当者は「いろいろと対応できるので、利用してほしい」と呼びかけている。問い合わせは佐賀古湯キャンプ(0952・51・8835)へ。(大村久)