スーパーカブ好き集まれ 忍者ドライブインで3月 三重

江湖良二
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 バイクのスーパーカブ好きが一堂に集まる「三重カブミーティング」が3月27日、三重県伊賀市大内の名阪上野ドライブイン(通称・忍者ドライブイン)で開かれる。同月で55年の歴史に幕をおろすドライブイン最後の大きなイベントで、カブの愛好者が交流するほか、一般も歓迎という。

 ドライブインの最後を盛り上げようと、運営する三交興業(亀山市)が伊賀上野観光協会を通じてイベントを募り、伊賀市上林でカフェを経営、唐揚げのキッチンカーも運営する藤森樹(いつき)さん(37)が、実行委員会をつくった。

 藤森さんによると、カブ愛好者のイベントは各地で盛んで、カブの所有者は「カブ主」、複数のバイク所有者は「大カブ主」など独自の表現があるという。カブは丈夫で壊れにくく、豊富なパーツが出回って改造もしやすい、といった魅力がある。「ぱっとみて、かわいらしいですね」

 昨年11月、奈良県田原本町で開かれた「奈良カブミーティング」では、約4400台(主催者発表)が集まった。奈良の実行委員会によると、2015年にイベントが始まった時は100台が集まり、年々参加が増えているという。奈良でも今年5月に同じ場所でイベントを予定、全国からカブ好きが集まる見通しだ。

 ホンダ広報部によると、2017年、シリーズの累計生産台数が1億台を突破したカブは、鈴鹿市の鈴鹿製作所でも生産された。女子高校生がスーパーカブを乗りこなすアニメ「スーパーカブ」が昨年春放送され、同社のカブについてのホームページへのアクセスが増えた。2015年にはカブ専門誌「カブonly」(造形社)が創刊、カブ人気の広がりがある。

 三重のミーティングでは、カブの集合500台が目標で、専用の駐車スペースを設ける。ステッカーなどの物販ブースも用意する。「愛車を持ち寄り、マシン自慢やツーリングなどの情報交換、伊賀の城下町をカブで見て回って欲しい」と藤森さん。

 忍者やアニメの登場人物の衣装を着るコスプレも自由。車の車体に、アニメの主人公などをラッピングした「痛車(いたしゃ)」のカブ版「痛カブ」も歓迎という。

 イベントは午前10時~午後4時で、入場無料。問い合わせは、実行委員長の藤森さん(miecubmeeting@gmail.comメールする)へ。(江湖良二)