ジャンプ混合団体、日本は4位 高梨が1回目失格でも追い上げ

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勝見壮史
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 北京五輪は7日、ノルディックスキー・ジャンプの混合団体がノーマルヒルで行われ、日本は4位となった。混合団体は今大会から採用された新種目で男女2人ずつの計4人の合計点で争う。日本は高梨沙羅(さら、25)、佐藤幸椰(ゆきや、26)、伊藤有希(ゆうき、27)、6日の男子個人ノーマルヒルで日本勢今大会初の金メダルを獲得した小林陵侑(りょうゆう、25)の順に4人が出場した。

 1回目の最初に飛んだ高梨がスーツの規定違反で失格。得点が無効になったが、他チームにも失格が相次ぐ展開でぎりぎりの8位で2回目に進んだ。

 日本は2回目で追い上げたが、逆転でのメダル獲得には届かなかった。仮に高梨が失格にならず、124・5点が認められていれば、合計得点は960・8点になり、優勝したスロベニアには届かないものの、2位に相当していたことになる。

 混合団体は、世界選手権では2013年大会から実施されており、このときに日本は初代王者となった。続く15年、17年大会では銅メダルを獲得。19年、21年はいずれも5位だった。

小林陵侑は言った「沙羅は本当にすごい」

 高梨沙羅の記録が、一瞬にして消えた。

 スキーのジャンプ混合団体。日本の1番手だった高梨は103メートルを飛び、一時は出場10チーム中2位に。ところが、ジャンプの後にスーツの規定違反の判定を受け、1回目は失格扱いになった。

 これが、波乱の幕開けだった。

 今回が五輪初実施。1チーム…

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