宇野昌磨を支えるスケート靴 革新の技術が生んだブレードと柔らかさ

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坂上武司
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 世界で初めて宇野昌磨が成功させた4回転フリップジャンプを、SPの冒頭でしっかりと決めた。出来栄え点(GOE)を3・77点加え、このジャンプだけで14・77点だ。今季は、ジャンプが特に光っている。

 そんな宇野を支えるのは、革新的な技術と熟練の技から生まれた特別なスケート靴だ。

「通常ではあり得ない」。宇野昌磨が「柔らかい靴」選んだ理由は

 2020年秋ごろ、宇野は使用するブレード(刃)を変えた。欧米製のものから、日本製のものに。

宇野昌磨「特別なオリンピック」 「卒業」もあった4年間

宇野昌磨は、北京オリンピックまでの4年をどう過ごしたのか。コーチからの「卒業」、羽生結弦の不在…様々な困難を乗り越え「主役」として日本フィギュア界を引っ張った4年間を追う。

 製造するのは、名古屋市緑区にある「山一ハガネ」だ。

 同社はもともとは特殊鋼を専門に扱う商社だったが、自社の製造ラインを強化しようと工場を新設。バンクーバー五輪代表の小塚崇彦さんと縁があり、13年にブレードの開発をスタートした。自社製品の「YSブレード」を製造販売する。

 同社のブレードの作り方は特…

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