寂れた公園を変えた「コモン」、芝生やカフェも 空き地こそチャンス

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平畑玄洋
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 地域コミュニティーが希薄になったと言われて久しい。そんな時代に、空き地など「低未利用地」が増えている厳しい現実を逆手に取り、人と人をつなぐ拠点に造り替える動きが広がっている。地域に開かれた新しい「コモン(共同利用地)」の現場を訪ねた。

隣のマンション開発が契機に

 茨城県つくば市の竹園西広場公園に1月中旬、10人余りの住民らが集まり、「つくばイクシバ!」の今年の活動を始めた。芝生の育成を通して地域づくりをするボランティア団体だ。

 雑草取りなど芝生の手入れが終わると、参加者は羽子板やベーゴマ遊びに興じた。家族で参加した近所の女性(38)は「無心になれる雑草取りはストレス発散になるし、一人っ子の娘の遊び相手も見つかるので親として助かる」と話す。

 公園は市有地。不動産開発のフージャースコーポレーション(東京)が、隣にマンションを開発するのに合わせ、2019年に産官学連携でリニューアルした。本来、公園は開発エリアではなかったが、緑豊かな街並みとの調和を求めていた市に一体整備を持ち掛け、覚書を交わした。

 元の公園は砂利で水はけが悪…

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