「絶滅」九州のクマ、DNAで系統研究 手がかりは「安産のお守り」

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今井邦彦
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 1950年代に確実な生存情報が途絶え、2012年に環境省が絶滅宣言をした九州のツキノワグマ。そのDNAの分析に、宮崎大などの研究チームが成功しました。決め手になったのは、ヒ素公害の実態を追い続けている記録作家が山間部で見た「安産のお守り」でした。

 DNAが分析されたのは、宮崎県高千穂町岩戸・土呂久(とろく)地区の佐藤幸利さん宅に「熊の手」として伝わる、ツキノワグマの前脚首の毛皮。

 同地区でかつて発生したヒ素…

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