自転車の動力で靴下編みます こぎ手も指名できる「チャリックス」

上田真美
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 自転車をこぐ動力で靴下を編む機械「チャリックス」を開発した靴下メーカーの創喜(奈良県広陵町疋相)が、インターネットでチャリックス製のオリジナル靴下を注文できるサービスを始めた。糸の色やサイズに加え、同社の社長や専務らを「こぎ手」として選ぶことができる。

 同社は、製品の販売やワークショップを通じて靴下に親しんでもらう施設「S.Labo」を昨年12月、工場の一角にオープンした。チャリックスの体験コーナーも設けた。

 だが、コロナ禍の影響や施設までの交通が不便なことから「体験したいけれど施設に行きにくい」と消費者からの声もあった。そのため、現地で体験するようにオリジナルの靴下を作れるネット注文を導入し、同社の製品に興味をもってもらおうと考えた。

 専用サイト「チャリックスONLINE」(https://www.charicks-online.jp/別ウインドウで開きます)で、丈とサイズ、36色の糸から3色を選ぶ。そして、「こぎ手」を指名する。出張耕平社長や、母親の緑専務、父親の康彦会長ら5人のスタッフから選べる。おまかせも可能だ。こぎ手によって仕上がりに差は無いという。

 1足分を編むのに10分程度こぐという。康彦会長は68歳だが、サイクリングが趣味で自転車をこぐのは得意だ。チャリックスをこいでいる様子は、SNSなどで発信していく。同社は「ブログなどを通じて、作ったスタッフにも親しみを感じてもらえたら」としている。

 料金は現場と同じく1足2200円(税込み・送料別)。(上田真美)