39歳ひとり暮らし、障害者の自立とは? 重度訪問介護の浸透目指す

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湯川うらら
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 「この写真は、車いす用のレインコートを着ているところ。車いすで人工呼吸器を付けていても、すぐ出かけることができます」

 昨年9月、筋力が徐々に低下する難病「筋ジストロフィー(筋ジス)」患者に向けて開かれたオンラインセミナー。「自立生活センターとくしま」代表の内田由佳さん(39)は徳島市内のアパートの自室から参加した。

 ベッドに仰向けに寝ころび、専用器具でノートパソコンを顔の上に設置し、自身の生活ぶりを紹介した。自身も筋ジス患者で全身がほとんど動かず、呼吸器が欠かせない。だが、一人暮らしをしている。

記事後半では、内田さんのたどってきた道を詳しく伝えるととともに、重度訪問介護に詳しい立命館大の立岩真也教授の見方も伝えます。

 障害福祉サービス「重度訪問…

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    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2022年2月15日10時52分 投稿
    【視点】

    安積遊歩さんの『車いすからの宣戦布告』では、安積さんの自立生活センターの立ち上げや安積さんの妊娠と出産、子育てや国際会議での経験などが紹介されています。障害を持つ人が親や保護者、施設など隔離された場所から離れて地域で自立しようとするときに介

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    清川卓史
    (朝日新聞編集委員=社会保障、貧困など)
    2022年2月14日17時4分 投稿
    【視点】

     この記事の内田さんと同じように、人工呼吸器をつけて暮らす女性を取材したことを思い出しました。「病院でしか生きられない。夢を見てはいけない」と言われた絶望と自己否定。「3日間でいい。外の世界で生きたい」「死んでもいい」と覚悟してアパートを借