スノボの大技「カナディアンベーコン」の誕生 私はそこにいた

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江戸川夏樹
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 ジャンプしながらスノーボード(スノボ)をつかむ技は、食べものの名前が多い――。北京冬季五輪スノーボードスロープスタイルのテレビ中継で解説者が放った一言が気になった。本当か? 日本スノーボード協会の石原繁国際委員長(57)に聞くと、「本当です」。

 石原さんは1980年代のある夏、「カナディアンベーコン」が誕生した瞬間に居合わせた。

 万年雪があるカナダのスキー場に集まり、より難度の高いボードのつかみ方(グラブ)を競い合っていた。米国人コーチが朝、カナディアンベーコンを食べながら言った。

 「毎日毎日、この朝食は飽き…

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