アップル、iPhoneを店舗の決済端末に 米国で年内開始

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米アップルは8日、店舗などがiPhone(アイフォーン)を決済端末として使えるようになる新機能「Tap to Pay(タップ・トゥー・ペイ)」を米国で年内に始めると発表した。米決済サービス大手ブロック(旧スクエア)などの機器を使わずに、店舗側はiPhoneだけでクレジットカードなどによる支払いを受け付けることができる。

 新たな機能は、NFC(近距離無線通信)を使い、店側のiPhoneに顧客の非接触型のクレジットカードなどをかざすだけで決済ができるようになる。電子決済サービス「アップルペイ」を通じて、iPhoneどうしのやりとりもできるという。屋台やキッチンカーの事業主、外出中の営業担当者らがiPhoneひとつで顧客の支払いを受けられることになりそうだ。日本での展開は未定という。

 米国では、店舗の9割で「アップルペイ」が使えるといい、アップルは新機能でフィンテック分野の展開をさらに広げる。(サンフランシスコ=五十嵐大介