「中と外では大違い」 れいわ山本太郎代表、2年8カ月ぶりの出番
神沢和敬
昨年の衆院選で国政復帰したれいわ新選組の山本太郎代表が9日、約2年8カ月ぶりに国会で質疑に臨んだ。昨年の臨時国会は発言する機会がなかった。衆院内閣委員会で15分の質疑だったが、落選した経験から「中にいるのと外にいるのでは大違い」と語った。
冒頭、山本氏は政党の議席数に応じて質疑時間が決まる国会の仕組みを踏まえ、「お願い」から始めた。「私たちはなんとたった15分。少数会派にも質疑時間を、民主主義の観点に立ってご配慮いただきたい」。昨年12月の臨時国会では、実質的な審議が行われた委員会にれいわ議員が所属していなかったこともあり、山本氏らの発言機会はなかった。
「すぐに消費に回らないとし…