• アピタル

先手先手が気づけば後手…感染拡大に支持率下落、岸田政権の正念場

有料記事新型コロナウイルスオミクロン株

森岡航平 石塚広志
[PR]

 新型コロナ対応の「まん延防止等重点措置」の拡大が止まらない。岸田文雄首相は、高知県を新たに追加し、13都県の適用期間を延長する方針を決めた。新たな変異株への対応に苦心し、「出口」も見通せないなか、ワクチン対応や水際対策の緩和など、難しい判断を次々に迫られる。

 「感染拡大のスピードは明らかに落ちている」

 首相は9日夜、記者団の前でこう強調した。一方で重点措置の延長について、感染者数の増加などを挙げ「安心できる状況ではない」とも述べた。

 岸田政権が初めて沖縄、山口…

この記事は有料記事です。残り2423文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料
  • commentatorHeader
    磯野真穂
    (人類学者=文化人類学・医療人類学)
    2022年2月10日8時1分 投稿
    【視点】

    最後に2つ引用されている政府分科会のメンバーの言葉を読んで、唖然としてしまいました。 「これまでに出した宣言や重点措置の効果を整理し、議論したうえで、次の対策を出す必要がある」 「重症化リスクの高い高齢者の感染をいかに抑えるかが

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]