ネーサン・チェンを変えた4年間 大学・料理…リンク外で知った世界

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遠田寛生
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 スケートから一歩、遠ざかってみよう。

 2018年平昌五輪後、ネーサン・チェン(米)は心の中で決めた。

 金メダル候補に挙げられながら、ショートプログラム(SP)でジャンプをすべて失敗。SP17位の出遅れが致命的となり、総合5位に終わった。

 憧れていたはずの輝かしい大舞台が嫌になった。五輪が怖くなった。失意のどん底で帰国した。

 しかし時間は待ってくれない。4年後の北京大会までに何かを変えなくてはいけなかった。

 思い返せば、競技しか知らない人生を歩んでいた。

大学、料理、ギター…王者が送った4年間。そして気づいたことは

 「3歳からアイスリンクの上…

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