監査で部下に指示、保育園に便宜か 受託収賄容疑の京都市局長

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 民間保育園の監査をめぐる贈収賄事件で、受託収賄容疑で京都府警に逮捕された京都市子ども若者はぐくみ局長の久保敦容疑者(59)が、監査の過程で、贈賄側の保育園に有利になるよう部下に指示を出していたとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。保育園は時計の贈呈後に自己都合で約1年半第3土曜日を休園しており、京都府警は、監査で便宜を図ったとみて捜査している。

 捜査2課によると、久保容疑者は2019年3月、上京区のホテルのレストランで、保育園の園長を務める社会福祉法人セヴァ福祉会(左京区)理事長の中西京子容疑者(85)=贈賄容疑で逮捕=から約45万円相当の腕時計をわいろとして受け取った疑いがある。久保容疑者は「園に関する便宜をお願いする目的で時計を渡されていることはわかっていた」と供述しているという。

 市はぐくみ創造推進室によると、年に一度の定期監査は、係長ら4人ほどの職員で保育園を訪れ、職員配置や施設の安全管理などを確認。指摘項目をまとめて課長や部長が決裁するが、局長には行政処分する場合を除き、報告されない。

 同園は時計贈呈前の16~18年に3年連続で、保育士不足や物品購入の手順に関して改善するよう指摘されていた。保育園は19年4月から約1年半第3土曜の保育を休止。府警は、19年以降の休園をめぐり、久保容疑者が指示を出し、中西容疑者の保育園に監査で有利になるよう取りはからったとみて調べている。

 府警は9日、両容疑者を京都…

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