製鋼工場で作業員2人が意識不明 補修作業中に酸欠か 山口・周南

垣花昌弘
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 10日午前11時40分ごろ、山口県周南市野村南町の日鉄ステンレス山口製造所内の製鋼工場で、作業員2人が倒れていると119番通報があった。補修作業中に鋳型内で酸欠状態になったとみられ、2人は病院に運ばれたが意識不明の重体。

 県警周南署や同社によると、2人は同社の下請け会社の社員で、ステンレスを精製するための鉄製の鋳型の補修をしていた。鋳型は高さ約2メートルのほぼ直方体で、内側の最大幅は1メートルほど。鋳型内の酸素を取り除くためにアルゴンガスを充塡(じゅうてん)していたが、鋳型を覆う耐火紙が何らかの原因で破損して内部に落ち、取りにいった男性作業員(49)が倒れ、救出しようとした男性作業員(51)も倒れたという。(垣花昌弘)