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国内のオミクロン「4系譜、別々に国外から」 感染研が分析

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 国内で感染を広げた新型コロナウイルスオミクロン株は、少なくとも四つのグループに分けられ、それぞれ別々に国外から流入したと考えられることが国立感染症研究所感染研)の分析でわかった。このうち三つが全国に広がり、一部がいまの感染拡大の主流になっているという。

 感染研が9日、発表した(https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10962-omi-genome.html別ウインドウで開きます)。

 1月17日までに得られた、検疫を除く、国内のオミクロン株の感染者2650人分の検体で、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)を分析。遺伝情報の細かな違いを比べて、どのような経緯をたどって感染が広がったかを推定した。

 結果、昨年12月中旬以降の国内のオミクロン株(BA.1系統)は、少なくとも大きく系譜①~④の4グループに分けられることがわかった。

 系譜①は、12月下旬から関西地方で広く見つかり、欧州のオミクロン株と遺伝情報が近いものだった。

 検出は主に関西地方に限られ、直近のデータでは感染の広がりはみられないという。

 早い段階で感染者を見つけて対策をとったことで、昨年末の時点で拡大を収められたと考えられるという。

 一方、残る三つは全国規模で感染が広がった。

 系譜②は、米国で多く検出されるものと近いか、同じ遺伝情報のウイルスだった。

 複数の県で見つかり、その後、全国に広がった。国内でもっとも多く検出されている系譜で、「現在の流行の主流になっている」という。

 系譜③は、最初に九州地方で見つかった後、全国に広がった。

 米国や英国のウイルスに近いか同じ遺伝情報のものだという。

 系譜④は、欧州やアジアで検出されたものに遺伝情報が近く、関東や東北で広がった。現在では、③と④の検出は少ないという。

 感染研の担当者は、「変異株…

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