1日1組限定 冬眠明け野生ツキノワグマ探すツアー 軽井沢で募集

滝沢隆史
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 自然観察ツアーなどを手がける「ピッキオ」(長野県軽井沢町)が、冬眠から目覚めたばかりの野生のツキノワグマを観察する日帰りツアーを開く。「野生のクマを身近に体感し、人間とクマの共存を考えるきっかけになれば」という。

 ツアーは4月21~28日の8日間で、1日1組(2人まで)の限定。クマの生態を熟知したスタッフと町内の森に分け入り、樹木に付けられたクマの爪痕や食事の痕跡などを探したり、人が近づけない斜面にいるクマを谷を挟んだ対岸から双眼鏡で観察したりする。初めて企画した昨年はキャンセル待ちが出る人気で、5割程度の確率でクマが観察できたという。

 4月中下旬は葉が茂る前で森の中の見通しが良く、1キロ程度離れた先からでも新芽や地面に落ちたドングリを食べるクマの様子を観察しやすい。今年は外国製で高性能の望遠鏡や双眼鏡を導入。担当者は「世界最高水準の性能で、より明るく、よりシャープに観察できる」と話す。

 参加は中学生以上で、料金は1人2万2千円(税込み、昼食代・保険料などを含む)。クマが観察できないこともある。5日前までにピッキオの公式サイトから申し込む。(滝沢隆史)