ふるさと納税返礼の温泉券、転売多数 「税金還元」に対策求める指摘

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五十嵐聖士郎、天野剛志
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 国や兵庫県が調査を始めた兵庫県洲本市ふるさと納税の返礼品「洲本温泉利用券」が、ネットなどで多数転売されている。事実上、税金の一部が寄付者に現金で還元される形だ。寄付額の5割前後の温泉券が送られていたため、転売した場合に現金として入る額が大きい。市も転売を把握しているが、抜本的な対策には至っていない。

 「激安販売 洲本温泉利用券」。神戸市内の金券ショップで昨年12月、洲本市の1万円分の温泉券を7800円で販売していると掲示があった。在庫を尋ねると、「今は切らしています」と店員が言った。

 ネットでも温泉券は、多数売買されてきた。あるフリーマーケットアプリを見ると、これまでに少なくとも数百件の売買が成立し、額面の7~8割ほどで買われていた。2月10日現在も、多数の温泉券が出品され続けている。

 温泉券は、洲本市内の有名旅…

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