ライバー殺害事件、トラブル防止するには 投げ銭で視聴者に所有感?

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山田暢史、仙道洸 根岸拓朗、伊木緑
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 埼玉県越谷市で先月27日、アパートに住む女性が殺害された。殺人容疑で逮捕されたのは茨城県牛久市の男。捜査関係者によると、2人はライブ配信サービスで知り合ったという。「ライバー」と呼ばれる配信者だった女性と、視聴者だったという男の2人に何があったのか。

 1月27日午後6時半ごろ、越谷市のアパート1階に住む女性(33)の母親から「娘が刺された」と119番通報があった。女性は病院に運ばれたが、死亡が確認された。

 通報時刻と同じ頃、越谷市内の交番に茨城県牛久市の専門学校生・古川大輝容疑者(25)が「人を刺した」と出頭し、28日に殺人容疑で逮捕された。

 捜査関係者によると、古川容疑者はアパート近くで待ち伏せし、帰宅を確認後、ベランダに潜伏していた。女性がベランダに出てきたところを刃物で襲ったとみられる。

会ったのは1度だけ「他の男のものになるなら」

 調べに対し、女性との関係を「元交際相手」と説明したため、殺害の動機は恋人同士の感情のもつれの可能性があると、県警はみていた。

 ところが、その後の調べで、女性と古川容疑者は、ネットのライブ配信サービスを通じて知り合い、事件前は1度しか会っていないことが分かった。

 女性は自ら出演するライブ動画を配信する「ライバー」で、古川容疑者はその視聴者だった。SNSなどで女性と連絡を取り合い、1月に1度だけ会った。その際、女性を自宅近くまで送り届けていたという。

 「女性にライバーと視聴者の関係に戻ろうと言われた。女性が他の男のものになるなら殺してしまおうと思った」。古川容疑者はこう供述しているという。

アプリで手軽なライブ配信、「投げ銭」機能も

 女性が使っていたライブ配信…

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