前人未到の二刀流が結実 スノボ平野歩夢は進む 「誰もいない道」を

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吉永岳央
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 北京五輪への準備期間は、わずか半年。前代未聞の挑戦に違いなかった。それでも、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢は、「誰もいない道を行く。僕は、新しい物を作る側として唯一無二の物を作りたい」と前に進んできた。

 2大会連続の銀メダリストが、スケートボードとの「二刀流」に挑戦することを発表したのは、2018年の秋だった。両方の競技が中途半端になるリスクは承知の上。「誰も挑戦していないことにこだわり続けたい」というのが理由だった。

 有言実行。昨年8月にあった東京五輪にスケートボードで出場してみせた。ただ、コロナ禍で開催が1年延期になった影響を受け、本来1年半の間隔が開くはずだった北京五輪は、もう半年後に迫っていた。

 不安がなかったわけではない…

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