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カリウム量が気になる人に「寄り添うデザート」 透析患者の災害時も

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竹田和博
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 体に必要なミネラルの一種「カリウム」。人工透析が必要な腎臓病患者らにとっては、塩分やたんぱく質などと同様、摂取を抑えなければならないものだ。だが、万が一、災害で避難所生活を余儀なくされた場合、患者らはどこまで食生活に気を配れるのか――。そんな問題意識から、大学と食品メーカーがタッグを組み、非常食にもなるスイーツを考案した。その名も「寄り添うデザート」だ。

 「カリウム量が気になる方も」

 パッケージにそんなキャッチコピーが書かれた「寄り添うデザート」は、80グラムのゼリーだ。味はブルーベリーヨーグルト、温州みかん、ようかん、甘酒の4種類あり、いずれも腎臓病を悪化させる恐れのあるカリウムの量を抑えている。

 開発したのは、北陸大学(金沢市)で透析患者らの生活の質や災害対策について研究する高橋純子教授(保健学)と、同大発のベンチャー企業「サムライ金沢」(同)、ゼリーなどを手がける食品メーカー「オハラ」(同)。「人工透析の患者さんでも、安心しておいしく食べられるものを作りたかった」と高橋さんは言う。

 カリウムは体にたまると致死性の不整脈を招き、最悪、心停止につながる恐れもあるという。

 本来は尿として排出されるが…

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