第3回町内リーグ4部から出発したロコ・ソラーレは「年の離れた友だち」

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佐々木洋輔
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 「この町、何もないよね。小さいころは、ここにいたら夢はかなわないんじゃないかと思っていました。でも今は、この町じゃなきゃ夢はかなわなかったと思います」

 2018年平昌(ピョンチャン)五輪で銅メダルをつかんだロコ・ソラーレ(当時のチーム名はLS北見)の吉田知那美選手が、地元・北海道北見市常呂(ところ)町での凱旋(がいせん)報告会でそうあいさつした。

 人口3500人足らず。ホタテ養殖と農業、そして「カーリングの町」として知られる常呂町。この地に初めて五輪メダルをもたらした町のカーラー(カーリング競技者)たちは、一度は故郷を離れ、戻ってきた選手が中心だった。

連載「カーリングの町をたどって」(全3回)のページはこちら

  オホーツク海に面し、サロマ湖の東側に位置する人口3470人の北海道北見市常呂町は、漁業と農業、そしてカーリングの町だ。なぜ、常呂町がカーリングの聖地となったのか。

 「親御さんたちにカーリングじゃ飯は食えねーぞって、言われるんだよ。高校卒業後、続けるか、やめるか。続けるなら、どうやって飯を食うか。みな進路に悩んだ」

 常呂町在住で日本カーリング協会副会長の松平斉之(ひとし)さん(62)は、20年前の常呂町の若きトップカーラーたちの苦悩を振り返る。

 1998年長野五輪で正式競…

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