第2回ネコを腎臓病から救え 「超スピーディー」な薬の開発へ、教授の戦略

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野中良祐
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 ネコを腎臓病から救う薬はいつできるのか。

 AIM医学研究所を設立し4月から独立する宮崎徹・東京大教授は、血液中の老廃物やゴミの掃除を促す作用があるたんぱく質「AIM」を使ったネコ薬について、最短で2023年の実用開始をめざす。

 この目標を聞き、記者は「早すぎて無理では」と率直に感じた。

「最短で2023年」の実用開始…本当に可能?

 たぶん記者だけではない。宮崎さんの研究を支えようと、東大に寄付した人たちのメッセージにも、恩恵が受けられるのは次世代のネコだと思っている内容が多かったからだ。

 人の薬は一般的に10年単位の開発期間を要する。実用化には、国の承認が必要で、承認のためには、有効性を臨床試験(治験)で確認しなければならない。治験が必要なのは動物用医薬品も同じだ。

 本当にそんな短期間でできる可能性があるのだろうか?

 超スピーディーに感じるネコ…

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