旭川中2女子死亡、失踪から1年 弁護団「遺族は不安抱いたまま」

旭川女子中学生いじめ問題

本田大次郎
[PR]

 北海道旭川市の市立中学校2年だった広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が、2021年2月13日に自宅から失踪して1年が過ぎた。広瀬さんは同3月に遺体で見つかった。遺族側の弁護団が14日、記者会見し、いじめの有無を調べている市教育委員会の第三者委員会に一刻も早い報告を求めた。

 会見には石田達也弁護士(大津市)が出席。「2月13日を迎えて」という弁護団コメントを読み上げた。コメントはまず学校に対し、第三者委員会による報告を待たず、学校としていじめを認めることこそが、信頼回復に向けた第一歩になるはずだと訴えた。第三者委に対して、いじめ有無について2月13日までの報告を求めたが、まだ報告はない。「3月末までというのではなく、一刻も早く報告していただきたい」と求めた。

 石田弁護士によると、母親は13日に会った際に「報告はなかったんですね」と沈痛な表情をみせていたという。石田弁護士は「遺族はいつ、どういう形で調査が終わるか分からず、不安を抱いたままだ」と説明している。(本田大次郎)