入国緩和、歓迎だけでなく悲鳴も 旧帝大が試算「大学の負担1億円」

有料会員記事

編集委員・増谷文生
[PR]

 政府が新型コロナウイルスの水際対策緩和に向けて検討を進めるなか、留学生受け入れ再開を訴えてきた大学からは歓迎の声が出ている。だが、聞こえてくるのはそうした声ばかりではない。受け入れにあたって各大学に重い費用負担が生じるため、「悲鳴」も上がっているのが実情だ。水際対策の緩和に伴い留学生が入国してくることで、1億円を超える負担が生じると試算する大学もある。

 ある旧帝大は、岸田文雄首相が12日に入国制限の緩和方針を打ち出したことを受け、実際に留学生を受け入れた際の措置について具体的な検討を開始。留学生1人につき、大学側にどの程度の経済的な負担が生じるかを試算した。

 それによると、空港近くで待機するホテルの8日分の宿泊費が7万円、PCR検査の代金が3万円、ほかにも到着した空港から待機施設への専用車の代金など、1人につき少なくとも約13万円かかることがわかった。留学生と連絡をとるためのスマートフォンのレンタル料金など、さらに追加の費用がかかる可能性もあるという。

留学生には負担を求めにくく

 これまでオンライン授業を受…

この記事は有料会員記事です。残り720文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら