山口県、重点措置延長を要請しない方針 20日で解除へ

高橋豪
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 山口県は、新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の延長を国に要請しない方針を固めた。これ以上延長しなくても、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する状況にはないと判断した。16日に県の対策本部会議を開いて正式に決める。

 県内の感染者数は1月27日に過去最多の445人を記録したが、7日間の平均感染者数は2月に入り減少傾向が続いている。県は1月13日に軽症と無症状の人は自宅療養を基本とする方針を発表。今月15日現在、感染者向け病床の使用率は38・7%となっている。

 山口県では、年明けから米軍岩国基地がある同県岩国市を中心に新型コロナの感染者が急増。山口県では初となる重点措置が1月9~31日に適用され、その後今月20日まで延長されていた。(高橋豪)

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