大手自動車部品メーカーのマレリ、私的整理を検討 負債総額1兆円

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神山純一、江口英佑
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 大手自動車部品メーカーのマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は、経営再建に向けて金融機関から支援を受けるべく協議に入った。私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)の申請も検討されている。金融機関や取引先などの関係者が明らかにした。負債総額は約1兆円で、今後はみずほ銀行など主力行と交渉するとみられる。

 マレリは支援についてはコメントしていないが、事業は通常通り継続し雇用も維持されているという。事業再生ADRを用いずに、協議で資金繰りを確保して再建をめざす案もある。

 マレリは空調機器熱交換器などをつくっていて、主に日産自動車に納めている。販売が伸び悩んでいたところにコロナ禍の影響もあり、抜本的な再建策が必要だと判断した模様だ。

 みずほ銀などは、1千億円規模の金融支援を検討している。日産も再建に向け協力する方針だ。

 マレリの前身のカルソニック…

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