ドーピング疑惑の渦に放り込まれた金メダルの大本命が、北京冬季五輪のリンクに戻ることを許された。
ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)が15日、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)に登場し、82・16点で1位となった。最終組の2番目。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)の着氷が乱れ、1月の大会でマークした自身が持つSP世界最高得点90・45点には及ばなかったが、堂々のトップ。緊張から解き放たれたのか、演技後はこぼれそうな涙を手でぬぐった。
禁止薬物の陽性反応が出たの…

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