混戦のカーリング、3チーム以上の勝敗並ぶと?試合前の投石がカギに

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 北京五輪カーリング女子で、日本のロコ・ソラーレが15日の1次リーグの英国戦に敗れ、4勝3敗となった。決勝トーナメントに進めるのは10チーム中4チームだが、混戦模様だ。勝敗が並んだままリーグ戦が終わったら、どうなるのか。

 日本カーリング協会に聞いた。

 同じ星取りが2チームなら、直接対決の結果で決まる。難しいのは勝敗で3チーム以上が並び、かつ直接対決の結果でも差がつかない場合だ。

 まずは、この説明が必要になる。カーリングでは試合直前、先攻後攻を決める「LSD(ラストストーンドロー)」が行われる。1チーム4人から選ばれた2人の代表者がドローショットを放ち、ハウス中心からの距離の合計を計測する。この距離が短いチームが先攻、後攻を選べるという。

 15日の英国戦の場合、日本はサードの吉田知那美とセカンドの鈴木夕湖が投げ、合計151・4センチだった。対する英国は69・0センチと日本より短かったため、選択権を得て後攻を選び、試合が始まった。

 1次リーグで3チーム以上が並んで直接対決でも差がつかない場合に、このLSDが活用されるという。

 手順としては、1次リーグの全試合のLSDの数値から、最も悪い数値を各国それぞれ除く。その上で、残りの試合の平均値を各国で比較し合うという。その平均値は「DSC(ドローショットチャレンジ)」と呼ばれ、DSCがより小さいチームが決勝トーナメントに進出できるという。北京五輪の1次リーグは全9試合。最も悪いLSDの数値を除いた8試合分のDSCの小さいチームが、次の舞台へと進める。

 昨年12月の五輪最終予選(オランダ)の女子1次リーグでは日本、英国、韓国の3チームが6勝2敗で並び、このDSCが判断基準になった。DSCが一番小さかった英国が、1位での五輪切符を決めた。

北京オリンピック

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