樋口新葉、トリプルアクセル成功「目標達成できた」 五輪史上5人目
(15日、フィギュアスケート女子SP)
夢にまで見た北京五輪のリンクで、樋口新葉(わかば)が大技のトリプルアクセル(3回転半)に挑んで成功した。
トリプルアクセルを決めたのは、五輪では伊藤みどり、浅田真央、長洲未来(米)、そして今大会の団体戦で成功させたワリエワ(ROC)に次ぐ史上5人目となる。「10人目以内に入ればいいな、と思っていたのでよかったです」
4年前は手が届かなかった舞台だ。前回の平昌五輪への出場権を逃した後、一時は岡島功治コーチに「もうやめたい」と漏らしたこともある。2週間練習を休み、自分と向き合った。
アクセルを決めた樋口は「スケートをやってる中での目標だったので、達成できてうれしい」。17日のフリーでも跳んでみせる。(坂上武司)
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