ウクライナ情勢をめぐってドイツのショルツ首相が15日にロシアのプーチン大統領とモスクワで会談した際、ロシア当局による新型コロナウイルスのPCR検査を拒んでいた。DPA通信が伝えた。ショルツ氏のDNA情報がロシアの手に渡ることを恐れたためとみられる。
同通信によると、ショルツ氏はロシアによる検査を拒む代わりに、モスクワ着陸後の政府専用機内でPCR検査を受けた。検査キットはドイツから持ち込み、ドイツ大使館の医師が実施したという。ロシアは、それでも厳密な感染対策が必要と判断し、5メートル前後の長机をはさんだ会談となった。
プーチン氏はマクロン仏大統…
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- 【視点】
国家首脳の健康状態は、最高機密に属するので、ドイツがロシアによるショルツ首相のPCR検査を拒否したのは当然のことです。プーチン大統領が訪独する際もドイツ当局によるPCR検査は拒否すると思います。ショルツ氏はドイツの政府専用機内でドイツ人医
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