伊礼彼方演じる「異質な存在」 ブラッド・ブラザーズでナレーター役

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聞き手・小原智恵
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 日本で1991年に初演されて以来繰り返し上演されてきたミュージカルの名作「ブラッド・ブラザーズ」が今春、愛知県でも上演される。

 お互い双子と知らず友情を育んだエドワード(ウエンツ瑛士)とミッキー(柿澤勇人)、幼なじみのリンダ(木南晴夏)の間で繰り広げられる数奇で切ない人間ドラマだ。ナレーターとして舞台に出演する俳優の伊礼彼方(かなた)さんに役どころやの魅力を聞いた。   

東京公演(3月21日~4月3日)で開幕し、名古屋公演(4月9、10日)、福岡・久留米公演(4月15日~17日)、大阪公演(4月21日~24日)と巡演する。

 約10年前に劇団四季出身の下村尊則さんがナレーターを務めたときに見て、やってみたいなとひかれていた役でした。「エリザベート」でいうと物語の狂言回しをするルキーニをやりたいと思う感じで、このような役が好きなんだと思います。

 この作品のナレーターはずっと舞台上にいて、物語に入り込んでストーリーを進めていくような役です。性別も不明で、生きているのか幽霊なのかよくわからない。かつては真琴つばささんも演じられたことがあります。少しつかみどころがなく、役者に個性、武器をゆだねられるような役で、今、髪を伸ばしているところです。

 郵便屋さんのジャケットを来…

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