侍J、3月の台湾戦は中止 シーズン開幕前の懸念に、「幻」の代表

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吉村良二
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 日本野球機構(NPB)とNPBエンタープライズは16日、日本代表「侍ジャパン」の国際強化試合(3月5、6日、東京ドーム)を中止すると発表した。前日夕、対戦相手の台湾側から申し入れがあった。昨年12月に就任した栗山英樹監督の初采配は、11月の強化試合になる見通し。中止になった台湾戦は、11月の開催を含めて再調整されるという。

 NPBの井原敦事務局長は「台湾側とは連絡を取り合い、非常に協力的だった。しかし、感染状況が厳しく、代表チームを編成するのは難しいと連絡があった。誠に残念」と語った。栗山監督は「大変残念な気持ちです。しかし、次回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での世界一奪還という目標は変わりません。前向きに準備を進めて参ります」とコメントを発表した。

NPBも対応に苦慮

 栗山ジャパンの船出となるはずだった台湾代表戦。台湾側から日本への遠征が難しいという連絡が15日夕方にあり、協議の上で開催断念となった。しかし、国際強化試合の開催には、もともと懸念される障害があった。

 日本野球機構(NPB)にとって対応が難しかったのが、試合後の5日間の隔離措置だ。ペナントレースは3月25日に開幕を迎える。隔離で選手の調整が遅れ、公式戦に影響しないか危惧されていた。帰国後の隔離期間が日本より長い台湾は、より厳しい状況だった。

 関係者によると、NPBは政…

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