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コロナ感染の10代学生が死亡 さいたま、発生届が当初出されず

新型コロナウイルス

上田雅文
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 さいたま市は16日、新型コロナウイルスに感染していた市内に住む10代の男子学生が亡くなったと発表した。医療機関で3日に感染が確認され、7日に救急搬送された後、9日に県内医療機関で亡くなった。ワクチンを2回接種し、基礎疾患はなかったという。

 厚生労働省によると、新型コロナによる10代の死亡は8日現在、4例ある。

 市によると、男子学生は2日に40度の発熱の症状があり、翌3日に市内の医療機関を受診して感染が確認された。だが、医療機関から保健所に発生届は出されていなかった。理由について、市は「何らかのミスがあったとみられるが、まだ聞き取っていない」としている。

 その後も40~42度の高熱が続き、震えがあったため、同居する家族が6日に119番通報した。救急隊員が駆けつけたが、血圧や血中酸素飽和度は下がっておらず、入院が必要な症状ではないと判断され、救急搬送されなかった。その際、発生届が出ていないことが判明し、同日に保健所へ提出された。

 しかし、翌7日朝に容体が急変して、血圧が低下し意識が薄れてきたため、家族が再び119番通報した。この際、搬送先の医療機関が決まったのは約2時間後だった。搬送先で治療を続けたが、9日に死亡した。死因はコロナウイルスによる播種性血管内凝固症候群だったという。(上田雅文)

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