ロシアの歩み寄り信用できる? 「最悪に備える」欧米は警戒心あらわ

有料会員記事ウクライナ情勢

ベルリン=野島淳、パリ=疋田多揚、ロンドン=金成隆一、ブリュッセル=青田秀樹 モスクワ=石橋亮介、ワシントン=高野遼
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 ウクライナ情勢の緊張は緩和へと向かうのか。国境付近で増強した部隊の一部撤退の発表や安全保障の議論の提案など、ロシアが示した沈静化へのサインを欧米は歓迎しつつも、警戒を緩めていない。

 ショルツ独首相はロシアのプーチン大統領との会談を終えた15日夜、同行記者らに、「話し合いを続け、理解し合うための出発点があることが明らかになった。それが今のところの良いニュース。ロシアは望みをみせた」と語った。

 とはいえ、バイデン米大統領は15日のホワイトハウスでの演説で「ロシア軍の部隊が拠点に戻ったことは確認できていない。侵攻の可能性はまだ十分にある」と述べた。根拠は、ウクライナ国境付近などに15万人以上のロシア軍がいるという事実だ。米政府はロシア軍の規模を「10万以上」としてきたが、ロシア軍の増強で数字を上積みした。

モスクワから届く「はっきりしないシグナル

 演説後、サキ報道官は米政府…

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