春闘が本格化 労組の要求、ベア復活やボーナスアップも

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 自動車大手の労働組合が16日、今年の春闘の要求書を一斉に経営側に提出し、労使交渉が本格的にスタートした。業績のいい企業に岸田政権が積極的な賃上げを促すなか、ベースアップ(ベア)の要求を復活させたり、ボーナスの要求額を引き上げたりする労組が目立つ。オミクロン株の感染拡大や原材料の高騰など業績の先行きをめぐる懸念材料も広がる中、要求に経営側がどこまで応じるかが焦点となる。

 需要増や円安を追い風に増益を見込む自動車大手ではホンダマツダ三菱自動車の労組が、2年ぶりにベアを要求。ホンダの労組はベア分を含む3千円の賃金改善、三菱自動車では1千円相当のベアを求めた。

 トヨタ自動車の労組は今回から全組合員平均で賃上げを要求する方式をやめ、職種や職位ごとに細分化して要求額を示した。ボーナスについては基準内賃金の6・9カ月分を要求した。昨年の妥結額を0・9カ月分上回る水準だ。

 「明らかに昨年と違う積極性…

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