フジサン特急2年ぶりに疾走決定 富士山キャラとどこまでも
佐藤靖
富士急行(本社・山梨県富士吉田市)は3月12日からのダイヤ改定で、約2年ぶりに「フジサン特急」の運転を再開する。
「フジサン特急」は、大月―河口湖駅間を走る特急電車で、車体に富士山を模した個性的なキャラクターがたくさん描かれている。利用者の減少に伴い、2020年4月から運休していたが、土日祝日に運転を再開する。これにより、土日祝日の特急は6往復から8往復に増えるという。
1号車は展望車両として全席指定席、2、3号車は自由席となる。運転再開に向け、1号車指定席の予約受け付けも開始する。問い合わせは富士急コールセンター(0555・73・8181)へ。
今回のダイヤ改定では、利用者から要望があった大月駅の終電時刻の繰り下げが実施される。大月発河口湖行きの最終列車の時間を、午後10時52分発から午後11時10分発に繰り下げる。これにより、新宿駅を午後10時に発車する特急電車からの乗り換えが可能になる。また、河口湖発大月行きの最終も午後9時52分発から午後10時10分発に繰り下がる。(佐藤靖)
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