「悲願」の新スタジアム着工 サンフレッチェ広島、黄金期再来めざす

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辻健治
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 2月1日、広島市の中心部でサッカーJ1サンフレッチェ広島の本拠となる新スタジアムの建設工事が始まった。

 開業予定は2024年2月。市中心部からのアクセスがよく、3万人規模を収容できるスタジアムは、クラブにとって「悲願」だった。

 「長かった。『一生できないんじゃないか』という思いもあった」

 昨季終盤にアルアイン(UAE)から広島へ復帰したDF塩谷(しおたに)司(33)は言う。

 12年から広島に在籍し、同年のJ1初制覇、翌13年の連覇、15年の3度目の優勝すべてに貢献した。

 新たな本拠の誕生は、そんな黄金期を支えた塩谷の背を押す。

 「新スタジアムができた時も…

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