「スケート人生、終わった」転じて銅メダル 坂本花織が見せた強さ

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大坂尚子
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(17日、フィギュアスケート女子フリー)

 坂本花織のフリーのテーマは「芯のある大人の女性」。この4年間、挫折を経て強くなった自身を重ね、ショートプログラム(SP)3位から銅メダルをつかんだ。「びっくりしかないし、うれしい以外に言葉がでない」

 スピードがあった。七つのジャンプを全て着氷させ、いずれも出来栄え点(GOE)で加点。ステップでは体を大きく使い、時に優雅に、時に力強く滑りきった。自己新の153・29点に、顔がほころんだ。

 4年前は、17歳の若さと勢いで平昌五輪代表の座を射止め、6位入賞。翌シーズンはグランプリファイナル出場に始まり、全日本選手権優勝、そして世界選手権にも出た。

 だがここで燃え尽きた。練習…

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