国の重要文化財になる「キログラム原器」 金庫で厳重保管が続く理由

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谷口哲雄
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 産業技術総合研究所茨城県つくば市)が所有する「キログラム原器」が国の重要文化財に指定されることになった。文化審議会が昨年10月に文部科学相に答申し、正式な指定を待っている。約130年にわたり、日本における1キロの重さ(質量)の基準とされてきた分銅だという。

 いったいどんな物なのか。産総研質量標準研究グループ長の倉本直樹さん(51)を訪ねた。

 実物は、建物地下の金庫で厳重に保管されていて、残念ながら見られないという。代わりに産総研の広報施設「サイエンス・スクエアつくば」に展示されているレプリカの前で話を聞いた。

 原器は白金90%、イリジウ…

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