ガソリンや灯油の値上がりを抑える政府の補助金をめぐり、自民党は18日、上限額を現在の1リットルあたり5円から25円超に引き上げることなどを求める提言を政府に出した。財源として2021年度予算の予備費の活用を訴えた。
緊張するウクライナ情勢を受け原油は高騰している。いまの補助金の上限額では十分対応できないとの声が党内から出ていた。
党総合エネルギー戦略調査会の額賀福志郎会長らがこの日、萩生田光一経済産業相らに提言書を渡した。
提言は、ガソリン価格を下げるために減税できる規定(トリガー条項)について触れている。トリガー条項の発動には否定的だが、それを超える支援が必要だとして、上限額の引き上げを求めた。3月末までとなっている補助金の期限も延長すべきだとした。
政府は10日からいまの上限…
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