ウクライナ東部で、政府側と親ロシア派側がともに攻撃を受けたと発表するなど、緊張が高まっている。ロシアでは国営メディアが、ウクライナ軍からの砲撃を受けたなどとする親ロシア派の主張を流すなど、現地の「危機的な状況」を伝える報道が続いている。すでに「破壊工作」が行われている可能性もあるとして、車が炎上する様子も伝えている。
これを受け、親ロシア派は住民の避難を始めており、インタファクス通信によると、ドネツク州の支配地域から避難する住民だけで最大で70万人になる可能性があるという。
国営テレビでは、子どもや女性、高齢者が荷物を抱えてバスに乗り込み、夜中にロシア南部ロストフ州に到着する様子や、被害を受けた住宅などの映像が流されている。
ロシア国民の心情に訴え、親…
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