ウクライナの北隣ベラルーシの国防省は20日、自国領内でのロシアとの合同軍事演習後、両軍の活動を継続すると発表した。ウクライナ東部での情勢緊迫化などを受け、ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領が決定した。ベラルーシに派遣された3万人ともされるロシア軍の駐留継続で、ウクライナ侵攻への懸念がさらに強まることになる。
発表は「(ウクライナや東欧の)近隣諸国に(欧米から)最新兵器が急きょ投入され、国境近くの演習も増えている。ロシアやベラルーシへの対抗なのは明らかだ」と指摘。「西側は、欧州の安全保障問題でロシアが示したレッドラインを理解するのを拒否している」と批判した。
さらに「欧州に火薬の臭いが強く漂い、戦争に突き進んでいる」と警告した。
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ロシア国防省によると、ロシ…

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