お帰りなさい太陽、地球で一番寒い南極で1カ月半ぶりに陽光と再会

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中山由美
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 太陽の動きから計算すれば極夜が明けるはず。2020年7月12日午後0時半過ぎ、でも太陽は見えない。薄暗さの中に小雪が舞い、白一色。どこから海か水平線か、空か……わからない。モノトーンの世界だ。1カ月半も見ていない陽光が心底、待ち遠しい。

 15日午前11時20分、待ちこがれた輝きがかなたの氷山の上にのぞいた。「初日の出だ!」。白く凍った海はほんのりあかね色に染まっていく。零下25度、暖かな色にみとれ、寒さも一瞬忘れる。心の中までほっこり、光がともされていく。

 空に広がる厚い雲と水平線の隙間にはさまれた太陽はなんだか遠慮がちだ。午後1時10分ごろにはもう見えなくなってしまった。

25日夜、記者サロン「ようこそ!ペンギンワールドへ」

「南極から地球がみえる」シリーズ第8回「ようこそ!ペンギンワールドへ」 25日(金)午後8時~ ペンギンがいるのは南極だけ?どんな種類が、どこでどんな生活をしている?写真や映像とともに紹介します。参加無料。申し込みは募集ページ(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11007059別ウインドウで開きます)またはQRコードから。

 つかの間の再会。でもこれか…

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