トラ最年少の19歳が猛アピール 井上ヘッド「いいね」「天才だね」

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 阪神タイガースで1軍キャンプメンバー最年少の高寺望夢(19)が猛アピールしている。

 長野・上田西高から2020年秋のドラフト7位で入団した左打ちの内野手だ。第5クール最終日の21日、全体練習後に井上ヘッドコーチから、キャンプ名物の「デスノック」を受けた。

 約1時間、5年目の外野手、島田海吏とともに、左右に打ち分けられる球に飛びついた。足が止まりそうになると、井上ヘッドから「いいね」「天才だね」と鼓舞された。最後は、2人で30球連続で捕球できたら終わりだと、発奮を促された。島田が途中で力尽きる中、最後までやりきり、井上ヘッドから「体力ついたね」と褒められた。

 178センチ、76キロと細身ながら走攻守に優れ、高校通算31本塁打のパンチ力が持ち味。昨秋の宮崎フェニックスリーグで力を発揮した。矢野燿大監督の目に留まり、「成長を加速させてほしい」と1軍キャンプに呼ばれた。19日にあった楽天との練習試合では途中出場で二塁打を放ち、まずバットで結果を残した。

 昨年の正遊撃手だった中野拓夢がコンディション不良のため2軍で調整中。二遊間が手薄となり、アピールのチャンスだ。「まだまだだけど、体力とかは少しずつついてきている」。生き残りへ、食らいつく。=宜野座(大坂尚子)