森山良子さん、小学校の校歌を作曲へ 「家族ぐるみの親交」縁で 

土屋弘
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 長野県佐久市内の四つの小学校を統合して来年4月に開校する新小学校の校歌について、市は、作曲を歌手の森山良子さんに、作詞を作詞家の松井五郎さんに依頼すると発表した。

 森山さんは1967年に「この広い野原いっぱい」でデビュー。「さとうきび畑」「涙そうそう」などのヒット曲があり、98年の長野冬季五輪の開会式ではテーマソング「明日こそ、子供たちが…」を歌った。数年前まで御代田町に別荘があり、佐久市をしばしば訪れているという。

 松井さんは安全地帯など多くのアーティストに作品を提供し、ビリー・バンバン坂本冬美の歌う「また君に恋してる」でも知られる。2008年には森山さんとのコンビで市立長野高校の校歌を手がけた。

 市によると、元市教育委員で酒造会社相談役の原拓男さん(77)が森山さんと家族ぐるみの親交があり、打診したところ快諾を得た。森山さんと松井さんは昨年末にそろって同市を訪れ、市職員らの案内で臼田地区にある4校の校舎や新校舎の建設現場、千曲川などを見て回ったという。

 制作費など約455万円を盛り込んだ新年度予算案の可決を待って正式に依頼する。市は「長く歌い継がれる未来志向の校歌を」と期待している。(土屋弘)