ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の2地域の「独立」を一方的に認めたことについて、国連のグテーレス事務総長は21日、「ウクライナの領土保全と主権を侵害するものであり、国連憲章の原則に反していると考えている」とする声明を発表した。
声明はデュジャリック報道官を通じて出された。国連事務総長が、安全保障理事会で拒否権を持つ常任理事国を公然と批判するのは異例だ。
グテーレス氏は声明で、「ロシアの決定に大きな懸念を抱いている」と表明。ロシアとウクライナ、フランス、ドイツの4カ国で2015年に定めた和平プロセス「ミンスク合意」に基づき、平和的に解決することを求めた。
また、国連として「国際的に…

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